実質年率とは

 キャッシングローンのことを調べていると、利息のことを「実質年率」と表記していることに気付きます。というのも、消費者金融では、利息を実質年率で表示するように定められているためです。では、この実質年率とは何のことでしょうか?

 消費者金融からお金を借りる際に、手数料や保証料など利息以外にも経費がかかる場合があります。こうした手数料や保証料、全てひっくるめ、年率換算したものを、実質年率と呼びます。この利息はあくまでも「残元金」に対して計算されるので、利息が利息を生む(複利)ことはありません。月々きちんと返済を行っていけば、元本も減るので、当然、利息も減ります。従って、実質年率20%で10万円借り、一年で返そうと思ったら利息は2万円という訳ではありません。実際はその半分ぐらいになります。


具体例

 では、どの程度の利息がかかるのか具体的に見てみましょう。実際に払う利息は実質年率を日割りで計算します。例えば10万円を20%の実質年率で借りた場合、1ヶ月(30日)後の利息は、

       借入残高(10万円)x実質年率(20%)x借入日数(30日)÷365日

で計算し、約1640円となります。よって、1640円以上返済すれば、元本が減るので、翌月の利息は減ります。また、複利計算ではないので、返せなかったからといって翌月の利息が1640円より大きくなることはありません。


実際の実質年率はどのくらい?

 我が国の出資法では、実質年率の上限は年率29.20%と定められています。そのため、実質金利20%〜29.2%の消費者金融が多いようです。銀行系の消費者金融で15〜18%、300万の大口融資だと、10%以下の所もあります。